今、行きつけの床屋を探している。
北新宿に引っ越してからだいぶ経つがこれぞという店が見つからず未だに店探しで放浪している。
今回はインターネットで見つけた店に行ってみた。
店に入る。「うっ若い。。」スタッフ全員若者だ。たぶん皆自分の半分位の年だろう。
若いから駄目ということは全く無い。きちんと教育されていて礼儀はいいしフレンドリーだ。ついてくれた人は腕的にも問題は感じなかった。きっとあちらも、どうコミュニケーションを取るべきかそれなりに気をつかってくれているはずだ。
「(いいんじゃないかな)」
と考えた自分は警戒を解いてリラックスすることにした。
「もう少しサイドを短めにしてくれる?」(自分)
「あっ、わかりました」とチョキチョキ。
「こんなもんでどうですか?もうちょい攻めときますか?」
「(面白い表現するなこの子)いやいい感じだわ。ありがとう」(自分)
カットも終わり、シェービングタイムに。
「眉のあたりはそのままにしておきますか?揃えときます?」
(自分は眉毛が太く良く茂るので)
「ああ適当に揃えておいて」(自分)
「わっかりました♪」
面白い表現のその子は丹念に時間をかけてシェービングしてくれた。
「(丁寧だしこの店は問題なかったな)」と思いながら家に帰る。
家について、鏡を見ながら髪をチェック。
「うん。問題ない。でもなんか俺今日きりっとした若者みたいな顔しとんな?」
よーく、鏡を見直す。理由判明。
眉毛が細くなっとる。。どうりで時間をかけてじょりじょりしてたわけだ。
自分は眉毛周りの産毛は揃えたことはあるが、剃ってまで形を揃えたことはないのでびっくりした。
でもこれが若者スタンダードなんだろうなぁ。。
そういえば、あの子らが中学生くらいから男が眉を細くする傾向はあったっけ。
電車に乗る野球少年達が眉だけ妙に細く揃っているのを不思議に感じた時があったが、ついに彼らが働き手として社会に進出してきたのか。。
これからは予想範囲の基準を慎重に調整しなければいけない時代になったんだな。
いやあ、しかしこの眉毛はいつ頃自然に戻るだろうか。。
今、自分はイタズラされてマジックで眉をかかれた子犬みたいになってますわ。
0 件のコメント:
コメントを投稿