駅から川沿いを歩いて帰ることが多いです。
夜の滑らかなビロードの様な独特の気配と
心に妙にシンクロする川の水音を聞きながら歩いていると
異世界にいるような感覚にとらわれます。
このところ金木犀の香りがそれに加わり
さらに独特な空間を作り出しています。
[こっからは急にチープな世界に入ります]
金木犀の香りを嗅ぐと自分は必ず浮かび上がってくる記憶があります。
(ある感覚刺激がスイッチとなってメンタルモードや記憶を呼び覚ますことをNLPでアンカーと呼んでいます)
それは昔ロッテで発売していたガム「イブ」の映像です。
当時、女性を狙って香るガムとして売られていたのですが、この香りが金木犀の香りだった(と思う)んです。当時これが好きで良く食べていたんですが、ガムを食しながら
「これは女の人のガムなのに男の僕が食べたらメメしいじゃないか」
という子どもらしい、しょうも無い罪の意識を感じたものです。
(香りは結構芳香剤ぽいので、食べすぎると気持ち悪くなりましたっけ)
せっかく趣の深い瞬間にいるのに、金木犀の香りで
一瞬のうちに子ども時代の雑然とした記憶にタイムトリップしてしまう。
人間って面白いですねぇ。。
しかし、余談ですが、上記のロッテに関するリンク先、
非常に広い世代にわたっていますので、
それぞれの世代で懐かしく思うものが違いそうですね(笑)
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